消費者運動「鯨類に感謝@Thanks Cetacea」 【鯨類食の理解促進】

【鯨類食文化の理解促進】 捕鯨と「いるか漁業」。小型鯨類(イルカ)は、岩手、秋田、山形、福島、茨城、千葉、神奈川、静岡、山梨、和歌山、沖縄等の地域の伝統食です。また、東京の鯨食人口は1割以上います。

【第1回】自己紹介「森林開発で農地を得て穀物をたんぱく源として食べ、幾多の命を余計に奪うよりも、捕鯨など持続可能な捕獲をたんぱく源としたほうが、遥かに地球環境に配慮される場合があり、かつ、犠牲となる命が少ない場合がある」 改訂2版(20190907版)

(加筆20190907--1900)

当方は、和歌山県太地町での捕鯨論争(太地論争)を支援する者です。当方は地元民に頼まれた2014年以来からずっと太地論争を支援してまいりました。

当方の活動場所は主にTwitterでした。最近1年間は毎日、支援活動をしておりました。

日本にも急進的な動物愛護の界隈が台頭してきた為か、当方は2019年8月21日にアカウントがロックされてしまいました(その後、9月5日に凍結されています)。

irukanigohan.hatenablog.com

このため、8月25日に急きょ、ブログを開設しました。いままでブログを開設しなかったわけは、実は、当ブログを書く時間もとれないほど、情報収集の作業に時間をかけていたからです。情報収集が極めて大切なので。

 

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『古式捕鯨蒔絵』、太地

さて、以下に自己紹介に、当方がよく用いる考えを紹介いたします。

 

当方の基本的な考え方

(この節を改訂20190907--1900)

当方は昔から動物園が好きでしたが、昔から動物団体(動物保護団体、動物福祉団体、動物愛護団体など)が仕掛ける動物園論争が、飼育される動物に良くない結果をもたらす例を見るにつけ、その運動に大いに疑問を持ち、クマ牧場の論争などで活動していました。

ja.wikipedia.org

 

当方は長年、急進的な動物団体を観察しており、その一部は、ウィキペディアなどに反映されているかもしれません。(ちなみに、盛んに利用したフィールドは、恩賜上野動物園です。パンダが好きというわけではありません。動物種が多いためです。そういえば、昔は、上野の中にしか水族園がなかったです。そして海豚(いるか)は居ません。葛西臨海水族園で海豚を飼えばいいのにとか思ったこともあります。)

 

昔は、動物園論争が盛んでした。

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海のゴキブリ・シーシェパード

動物園論争で顕著なものは、チンパンジーの取扱いの論争でした。当時はチンパンジー動物実験に利用できましたので、動物実験の論争が過熱し、動物実験の企業などに環境テロ犯罪などもありましたが、その余波を受けてか、チンパンジーの飼育も、急進的な(また、過激な)動物活動家の「格好の標的」となっておりました。日本では、チンパンジーのパンくんの件などが論争の対象となりました。

ja.wikipedia.org

 

その後、動物園論争はすぼみます。論争がすぼんだ原因は、新たに大きなテーマが投入されて注目を集めたためですが、その主因は、「過激な反捕鯨団体シーシェパードの対日攻撃」と、当方は考えています。シーシェパード津波のように、市民活動家のモチベーションをさらっていった(とりこにした)のでした。

 

シーシェパードの台頭

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南極海での調査捕鯨に、船体をぶつけて妨害するシーシェパードの海賊船

シーシェパードは、自身の犯罪を含む捕鯨妨害をテレビの動物番組「アニマルプラネット」に放送させるなどの、巧みな広報戦略をもちい、広く大衆に浸透する経営方針のため、先進国(主に、欧州言語圏)の一部の大衆が自然と影響されました。

シーシェパードの台頭により、動物園論争が、捕鯨論争にとってかわったといえる状態となりました。ドイツのあるアニマルライツ団体は、昔は、畜産批判(主な対象は牛豚鶏)をしていましたが、シーシェパード捕鯨妨害に影響を受けたのか、急に、ほぼ鯨類専門のアニマルライツ団体に看板を取り換え、デュッセルドルフの日本領事館前などで抗議演説をするようになったりしました。(この団体は、のちに組織的に差別行動をし、人種差別と批判されましたが、そのくらい過熱したようです。)

現在は、畜産論争が、捕鯨論争にとってかわったと言える状態となっています。急進的な動物愛護の界隈も、昔から同じ芸をするだけでは当然なく、強い興味の対象は月日とともに移り変わり、強い関心を示す対象には旬(流行)があります。今の旬は、「畜産叩き」といえます。畜産は、気候変動問題の要因のひとつともいわれていますから、動物活動家ではない環境活動家(動物活動家より人数が多い)も疑問視しており、なおさら畜産叩きが盛んになる要素があるのでしょう。いまも捕鯨叩きをする活動家は、動物活動家の界隈では流行遅れの感がありますので、速やかに流行に合わせたほうがいいかもしれません。

 

シーシェパードの対日攻撃は、大きく分けて2つ、①「南極海での調査捕鯨」(日本の捕鯨)と、②「和歌山県太地町にある小型鯨類の追い込み網漁」(日本の海豚の漁業)とに分けられます。

 

しかし最終的には、日本側は、シーシェパードに対し、日本の捕鯨妨害を止めさせることに成功し、結果としてシーシェパードは反捕鯨ブームを維持することができなくなり、その求心力を低下させ、他のテーマ(動物活動家は畜産叩き、環境活動家は気候変動)が台頭するようになっています。

今なお残る現在の課題は、太地町での海豚漁の防衛となっています。

 

人類の食とは何か

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害獣イノシシは駆除し、食べて供養

さて、20世紀の後半から、人類はジャングル開発も行い、食料を得るようになっています。
当方は、「動物保護思想と、環境保護思想とは、別物」との立場をとっています。それらは別の思想だと考えているからです。

 

例えば、気候変動という地球環境問題へ正しく対処をしないと、人類の未来を含めお先真っ暗な部分が多いのですが、対処策として、特に動物愛護の人たちは得てして「肉食うな」としか言わないようなので、正しい対処とは言えないです。

また、野生捕獲でも、体重が大きな獲物をたんぱく源とすれば、ヴィーガンなど完全菜食でたんぱく源を得るよりも、犠牲となる命が少ないです。が、環境保護と動物保護とでは、ここでも差があります。

 

農業とは何か

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おいしいくじら

現代人類の大多数は農業が無ければ飢えて死んでしまいますので、感謝の心が自然にわきます。それがいきすぎてしまうと、「農業神聖論」ともいうべきモノの見方がでてしまいがちで、お百姓さんがやることは何でもやむを得ない論があったりし、農業が神話に支えられている部分があります。

ですが一般に、農業とは、農薬と駆除と大型農業機械との事故などで、動物を殺生せざるを得ない産業です。また、陸の生態系は、農業(農地の拡大)によっても、生息地が奪われ続けています。(海の生き物は、生息地がなかなか無くなりませんが、陸では事情が違い悲惨です。)

農業で犠牲となる動物は、チンパンジー、ゴリラ、オランウータンなど類人猿をはじめ、ゾウ、クマ、カンガルー、イノシシ、シカ、タヌキ、ウサギ、モグラ、ネズミなど農地に来る野性の哺乳類、カラスを含む鳥類、爬虫類、両生類、魚類及び水棲動物、昆虫類などの多種多様な生き物があります。これらの動物は、農業によって生息地を奪われた上に、人間社会(農地)に近寄ると苦しむ危険と死ぬ危険とがあります。

 

鯨類の環境効果ですが、捕鯨の代わりに、同じ量のタンパク質を植物から得るために、森林を開墾し、大豆畑(入手しやすい穀物のうち大豆が最もたんぱく質含有量が多い)にしたなら、鯨類が保持していた固定炭素よりも遥かに大量の固定炭素が失われる場合があることがわかっています。そもそも、全世界の鯨類の固定炭素量は、自動車わずか数万台分しかありません。ちなみに、現代はジャングルを開墾して農地を得る時代ですので、農地を極力増やさない為にも野生の持続可能な利用は止めてはいけないだろうと考えられます。

ジャングル開発(ないし森林開発)をして農地を得て、穀物など農作物をたんぱく源として食べ、幾多の命を「余計に」奪うよりも、持続可能な捕獲(捕鯨など)で獲物(鯨など)をたんぱく源としたほうが、遥かに地球環境に配慮され、かつ、犠牲となる命が少ない場合があるのですが、動物愛護の人たちは理解していないようです。

例えば、鯨類の大物は1頭で体重100トンを超え、鯨食者1人が400年分のたんぱく源にできますが、大豆ミートなどの農作物(植物)からのたんぱく源の生産では、「どうがんばっても」1頭よりも多い頭数の犠牲が出てしまいます。コンバインや大型トラクターなど大型農業機械は、畑地の中にあるネズミの巣を農作物の収穫の際にネズミの子(赤ちゃん含む)もろとも、大型機械に巻き込んでいます。また、地域住民に注意喚起する農薬を散布するのに、農地や農地近隣の哺乳類や鳥類などは農薬を吸ったり浴びたりします。そして害獣の駆除は日常茶飯事です。こういった事実と捕鯨とを、犠牲にする命の頭数と言う観点で、動物活動家は考えて欲しいものです。

命は一回限り。「奪ってよい命は無い」と考えてさしつかえない中、捕鯨(鯨食)に比べ、農業は余りにも命を多く奪い過ぎる食ともいえそうです。ヴィーガニズムといえども、命に感謝をして、食をいただいたほうがよいのではないでしょうか。

捕鯨(鯨類食)のような優れた食(の者)が、ビーガンのような劣った策の者に貶められることはナンセンスとしか、当方には見えません。

 

そもそも、動物福祉も動物の権利も、人間社会の都合でしかないです。が、一方、気候変動のような地球環境の大問題は、対処を誤れば、人類(わたしたちの子孫)の未来を含めてお先真っ暗となります。従って、気候変動への対処は、人間社会の都合が優先されてはならない気がしています。野生の持続可能な利用を取り入れ、持続不可能な行為(農業)は極力さけたほうが、いい未来が待っているかもしれません。


当方の簡単で部分的な活動史

活動歴が長いもので、部分的にしか書けないです。

 

野上ふさ子のインチキとの出会い

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パンダかわいや。パンダブームの時は、見物人の行列ができたそうです。


当方は、動物園が好きなのですが、動物愛護団体が仕掛ける動物園論争に興味を示した最初は、動物愛護活動家の野上ふさ子(故人)が、東京都内の大きな動物園の園長を相手にテレビでしゃべった「うそ、おおげさ、まぎらわしい」手法での動物園不要論がきっかけだと記憶しています。

 

番組を視聴した記憶では、上野動物園の入場者は年間300万人平均のところ、パンダブームが起きた時に700万人?と大きな数値を記録し、ブームが過ぎると350万人に戻ったのですが、野上の用いたグラフは、700万人の大きな数値からはじまり、その後、350万人に減ったよう「急減」とみせかける“自説に都合の良いグラフ”を作成し、「動物園の入場者数は減っており、動物園はイラナイ」というようなナンセンスな主張(要は、事情を知らない人を騙すインチキ)をし、その主張は、討論相手から「ブームが来てブームが去って元に戻っただけ」というような反論(誤認の訂正)が指摘されたと記憶してますが、当方の脳裏に、この手の詐欺的な手法でPRをする者は何者か、と懐疑的にさせるきっかけとなりました。

 

当方は暇を見つけては、動物園論争で、ウィキペディア日本語版を編集しました。書いたものがたくさん有る為、この場では明らかにしませんが、ひょっとしたら読んだことがある人もいるかもしれません。

 

(ある人が勘違いし、当方が動物園にしか詳しくなく、水族館には詳しくないとかデマを言うようですが、動物園論争は「むかしから」水族館の動物(主に哺乳類)も対象です。この手のデマは、映画ザコーヴで捕鯨論争に急に興味を持ったような、学習が浅い人がよくやりそうな勘違いだろうと思われます。)

 

自警団からスカウト

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獲物が捕れたので、ごはんの準備かしら。場所は不明ながら、昔々の日本の写真です。海豚が捕れる地でみられた光景かと思われます。


さて、2014年に、和歌山県太地町の、捕鯨を応援する住民から抵抗運動(自警活動)にスカウトされ、ネット上の自警活動を共闘しました。(これは共闘であって、“CMP”という名の自警団の一員ではありません。もともと、当方は独立して活動しております。)

 

太地町では、2009年公開(日本公開は2010年)の悪質な映画「ザ・コーヴ」によって、小型鯨類の漁という伝統的な漁労を、だましうちや隠し撮り、デタラメすぎる虚構、異文化への極端な蔑視を煽る手法などで風評被害を大きく受け、また、映画公開の後に続く海外団体の攻撃(主にシーシェパードとドルフィンプロジェクト)により、環境テロと犯罪、および、主に海外でのバッシング報道で漁を目立たせる嫌がらせにより、評判を大きく損なわされていました。(小型鯨類は、南紀をはじめ日本の幾つかの地域での「郷土の食」です。関東にも、食地域があります。

 

スカウトされた当方が、共闘で採用した方針は、当然ながら、日本に渡日潜伏してくる過激な反捕鯨団体シー・シェパードなどに反論することでした。

共闘で立案した最初の戦術は、当方が考えたものですが、当時、一部に人気だった「テキサスおやじ」さんの心得を採用し、風刺により反論する手法としました。(←当方は、効果がありそうなものは何でも採用する方針です。)

 

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シーシェパードのコーヴガーディアン(イルカ狂)が過去、イルカと戯れていたスキャンダル発覚

 

当方をスカウトした太地民には、抵抗運動の基本を教えて戴きました。が、共闘して数か月後、共闘者の方針が変わりネットから引退したため共闘は解消されましたが、当方は2015年以後も、徹底的な抵抗運動を継続、主にツイッター上で公表し続け、5年が経過しました。

 

クジラを食べ続けよう

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くじらのゆっけ

当方が抵抗運動を続ける間に、映画『ビハインド・ザ・コーヴ』や、映画『おクジラさま』、映画『 ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』、あるいは小説『巨鯨の海』などの、和歌山県太地町捕鯨を題材にした作品が公表され、それによって励まされたりしました。

悪質な映画ザコーヴから5年遅れて本格的な反論がはじまった感があり、論争の遅れを取り戻す作業は、なかなか一筋縄にはいかないものがあります。

しかしながら、全ての批判者は、外国人活動家や動物愛護の人たちに和歌山県太地町がボコられると、なぜ、各方面から反論が出るくるかをよく考えてみていただきたいものです。

 

クジラはれっきとした食品です。動物としてのクジラの人気を利用してバッシングをする向きは、そうじて優れた環境論とはいえないです。当方から見ると、反捕鯨国や動物保護団体のプロパガンダに乗せられやすい人が結構いるものだなあという感想を持っております。

 

こういった事情から、当方は当活動を「鯨の消費者運動」(鯨食の消費者運動)と位置づけ、消費者の立場から意見をするよう努めております。いつまでも、鯨類食が継続できるようであればよいことだと祈念しております。

 

(5000字を超えるあいさつ文をお読みくださり誠に恐縮致します)