消費者運動「鯨類に感謝 @ Thanks Cetacea」 【鯨類食の理解促進】

【鯨類食文化の理解促進】 捕鯨と「いるか漁業」。東京の鯨食人口は1割以上いるとされます。小型鯨類(いるか類)は、岩手、秋田、山形、福島、茨城、千葉、神奈川、静岡、山梨、和歌山、沖縄等の県内の地域での伝統食です。

ヴィーガンが増えるにつれ畜産叩きが起き、相対的に捕鯨反対運動が縮小の傾向/欧州人とは感覚が違うから捕鯨論争はすれ違いでOK/時間稼ぎだけでは捕鯨の維持の危機に/反捕鯨アノニマスと東京オリンピック/復興中の鮎川はどうなってるか?/太地でくじらのイベント予定

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おいしいくじらを感謝していただきたいものです。

 

ヴィーガンが増えるにつれ、畜産叩きが起き、相対的に、捕鯨反対運動が縮小の傾向

(全文掲載)

ヴィーガンが増えるにつれ、畜産叩きが起き、相対的に、捕鯨反対運動が縮小の傾向があるようです。シーシェパードが大いに目立ち、相対的に動物園への抗議が少なくなった過去の歴史に似ています。ただ、これは市民活動家の人数のレベルでしかありません。世論は違う場合もあるでしょう(それは世論調査で分かることですけれども)。

(ちょっと前、どっかの有名動物園の園長が、少し昔は批判されるべき当事者のひとりだったくせに、動物園への批判が無いかのよう勘違いし、水族館に動物園並みの業界の倫理(野生捕獲無し)を求める水族館叩きを“上から目線でみっともなく言った”ので興ざめしましたが、捕鯨論争(やシーシェパード)が動物園論争を津波のようにさらっていき、動物園叩きが怖くなくなった油断があるのかしら)

動物園の関係者はともかく、動物園論争から学ぶべきことがあります。「極端な批判者(アンチズー)には、毅然と反論せよ」の精神です。

捕鯨と海豚漁の捕獲(野生利用)は、ピーター・シンガー(豪の倫理哲学研究者)などが昔からやかましく攻撃しています。言論には言論で対抗する外はなく、哲学に対抗できるのは哲学しかありませんが、その哲学(新たな尺度)を創れるか、です。

捕鯨論争は長く続きますが、新たな哲学が創れるくらいなら、とうの昔にやっていそうですけれども、楽観的に見積もっても、おそらく有効な反撃はできそうにない情勢です。(もちろん天才はいつ生まれるか解りませんけれども)

ここでいう有効な打撃とは、「鮮やかな哲学を開発し、その哲学が一定の支持を得ること」を指しています。これ以外の方法では従来通りでしかなく、それらは本質の回答ではなく、哲学へのごまかしをしているだけであって、そのことは反捕鯨の哲学研究者にまたたくまに指摘され、おしまい(論破される)でしょう。

捕鯨論争や海豚漁の論争、飼育の論争は40年はやっており、その間に、捕鯨応援の映画製作や文化的な遺産への指定作業とかがありました。でもそれらは正当な哲学由来では無く、単に宗教観の発露でしかないので、一時的に一部の大衆に共感を得ても、本格的に哲学に対抗するのは「とても難しい」でしょう。単なる「時間稼ぎ」です。

映画ザコーヴに対抗し、映画「ビハインド・ザ・コーヴ」ができましたが、ビハインド・ザ・コーヴは宗教観の発露で、残念ながら哲学ではありません。「神は死んだ」時から、哲学の前に、宗教観が無力であることは毎度のことです。であっても、一定の時間稼ぎ(一定期間は保てる防波堤)にはなりえるはずですから、やらないよりマシな作業とはいえるでしょう。

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欧州人とは感覚が違うのだから、捕鯨論争がすれ違いなのはしかたがないで、OK

↓欧州人とは感覚が違うのだから、捕鯨論争がすれ違いなのはしかたがない論。文化の摩擦を感じている方のご意見

biz-journal.jp

ただし、時間稼ぎだけでは捕鯨の維持の危機に

文化摩擦ですので、捕鯨国と反捕鯨国とで「すれ違い」が起きている間は、「(消滅までの)時間が稼げている」と当方は考えています。時間が稼げている現象は、捕鯨を維持できる防波堤とみることができるのです。

この防波堤(時間稼ぎ)は、何度も何度も攻撃されれば、いつかは破綻(崩壊)してしまう予想(危機)を当方は感じています。そこで、新たな理論が創られるべきと数年前から考えています。

しかしながら、捕鯨論争に詳しい学識者が、独自の理屈や、日本になじみが深い理屈をならべても、動物愛護の教科書レベルで捕鯨が否定される現状では、反捕鯨国は聞く耳を持たない傾向が続くでしょう。哲学に対抗するには、根本的には哲学しかないかもしれない、とも考えております。ただ、新たな哲学の創出は、難易度がめっちゃ高い作業となります。

さて、数年前の世論調査の結果では、若手の女性ほど捕鯨への忌避感が増えており、また、若年の男性が捕鯨を支持しなくなっている、という現象が確認できています。

これは、海外からの反捕鯨の報道や情報が来るようになったことの影響と、環境思想の普及が起きていることの影響、が大きいだろうとみています。長い目で見ると、捕鯨が存亡の危機にあると言えます。時間はそんなにないような気がしています。今度造る新たな捕鯨母船が廃船になる頃にはヤバい雰囲気になっているのかもしれません。

この危機を打開するには、まずは、若い世代の目線を意識した行動が必要となります。

海外から押し付けられている場合、逆のお手本を示さないといけないのではないでしょうか。適切なお手本が無いと、若い人は案外簡単に影響されてしまいます。

 

(応援メッセージ9月10日)

Congratulations to the honorable fishermen of Taiji for the sixth catch of the season!!! A good catch!!!

―Support Taiji @support_taiji

twitter.com

 

東京オリンピックでの反捕鯨アノニマスサイバー攻撃の影響

捕鯨に関する「反捕鯨アノニマス」のいままでのサイバー攻撃は、鯨類の利用者(特定の水族館や特定の鯨肉のお店)のウェブサイト数十か所ていどに、1日あたり僅かな件数のDDoS攻撃(サーバーをダウンさせ標的ウェブサイトを閲覧できなくすること)や、侵入できた、僅かな件数の標的ウェブサイトの書き換え(いたずら書き)をする程度の、人員不足からくる小規模な攻撃が特徴でした。

特定の標的ウェブサイトが一時的に閲覧できなくても、日本の経済活動にはほぼ影響が無く、殆どの日本国民が攻撃の存在自体を知らず、アノニマスの攻撃の存在を報道すると逆にアノニマスの宣伝になるレベルの攻撃でした。

捕鯨アノニマスは、捕鯨アイスランド攻撃での嫌がらせが効果があると一時は調子に乗ったようですが、人口三十数万のアイスランドと、人口一億の日本とでは、経済の規模(小売店の数とか)が違いすぎますので、同じ攻撃が通用するわけもないと学習したかもしれません。

基本的に、反捕鯨アノニマスの人材不足の状況は変わらないので、国家的な軍事組織のような大規模なことはできないはずです。

 

(以下は専門家の予想)

サイバー攻撃者を、国家的な支援を受けてスパイや妨害工作などを仕掛ける組織、ランサムウェアや詐欺などで金銭を狙う犯罪組織および人物、特定の思想に基づいて主張する活動家(サイバー空間ではハクティビストと呼ばれる)の3つに分類。直近で同社が観測した日本を狙うサイバー攻撃では、商業捕鯨の再開をめぐる日本政府と国際社会の動向や日韓の対立などを背景にしたもの、あるいは大企業での大規模な顧客情報の漏えい事故、日本に関係したマルウェアの拡散行為などがあり、3つに分類されるサイバー攻撃者が何らかの目的や動機で実行した可能性がある

japan.zdnet.com

 

捕鯨基地の鮎川はどうなってるか?

「東京」の東京新聞さんが、東北・三陸捕鯨の町が東日本大震災津波から復興しつつあるとレポートしています。鮎川では、クジラ料理も、観光の商品となっています。

普段の記事では、反捕鯨の臭いがする東京新聞ですが、こと震災復興となると違うようです。

(引用)

日本有数の捕鯨基地として栄え、東日本大震災津波で甚大な被害を受けた宮城県石巻市鮎川地区が活気づいている。七月に商業捕鯨が三十一年ぶりに再開され、観光施設の完成も控える。東日本大震災から十一日で八年半。本格復興への機運が高まる牡鹿半島南端の町を訪れた。

www.tokyo-np.co.jp

鮎川とは鮎川浜ともいいます。鮎川は、クジラが捕れる産地だから、その鯨料理はおいしいのです。(女川は近隣のことで、ここもクジラがおいしい地とされています。)

 

編集後記)ちかごろの捕鯨や鯨食

フラッシュで「和田浦WA・O!」

千葉県南房総市捕鯨基地の和田漁港近くの「和田浦WA・O!」が、フラッシュ誌にでました。

smart-flash.jp

三重の博物館で鯨料理の教室

海の博物館Sea-Folk Museumで9月7日に特別展「クジラはアートだ!」のイベント、クジラの料理教室がありました。

 

くじらのまち太地町:くじらの博物館で「くじらまみれ」のイベント予定

アーティストが鯨類の作品を持ち寄るイベント(展示)が新聞で告知されたようです。

 

↓遠くから見ると、宇宙戦艦ヤマトに見えないことはない太地町捕鯨船の実物展示。

 

 

↓昔の映像がお宿から放出されました。「シャチのナミ」がくじらのまち太地にいた2009年の撮影だそうです。