鯨の軟骨の粕漬は、工夫の末に今も残る珍味を生んだものであり、鯨食文化の精神の真骨頂/和歌山の海が荒れると、外国団体の支持者らはあいかわらず環境テロリストばりの発言
(断り書き:この記事は、「鯨の軟骨の粕漬」をファン視点から「描」いたものであり、学問的・学術的な視点から記載・記録したものでは決してないです。)
- 「鯨の上顎(うわあご)の軟骨の酒粕漬け」をなぜべた褒めするのか?
- 鯨の軟骨の調理
- 観光案内)呼子市の松浦漬の会社敷地内に、むかしの捕鯨(古式捕鯨)の展示があります。
- 編集後記)13日は天候が悪く、和歌山の海が荒れましたが、外国人団体のウェブサイトの閲覧者には、あいかわらず環境テロリストばりの発言がみられるようです。
玄海漬を佐賀のりに巻いて食べるのもオツです‼️ pic.twitter.com/7V9KRBEZTF
— 佐賀唐津の珍味・粕漬@玄海漬 (@genkaizuke) August 7, 2019
↓松浦漬(呼子市)
松浦漬
— これたべたことある? (@umaimonsagaso) September 13, 2019
佐賀県の郷土料理で、鯨の上顎付近の軟骨を酒粕に漬けたもので、そのレシピは門外不出だそうです。
豊かな風味とコリコリした触感は一度食べたら病みつきです!
「鯨は捨てるところがない」を表した食品だと思います。 pic.twitter.com/3mZB1CqudF
↓南極漬(佐賀市)
南極漬(鯨軟骨)はキャラ付き、オリンピック選手とタイアップ。#鯨肉 にしては新しい売り。http://t.co/v70BMh9EIQ
— 鯨類に感謝@Thanks Cetacea (@irukanigohan) May 9, 2014
姫乃美琴PROJECThttp://t.co/P21gzDeN2Y
@nakaken_shinra pic.twitter.com/S6UTyGAQ2p
「鯨の上顎(うわあご)の軟骨の酒粕漬け」をなぜべた褒めするのか?
昔ながらの工夫と苦労の末に珍味を生み出し、今も残る加工品だからです。また、あらゆる部位を利用する、日本的なモッタイナイ精神までも感じる逸品でもあるからです。
肉は食用に、脂肪分は鯨油に、骨やひげは工芸品の材料に。クジラを海の恵みとして信仰の対象とし、「捨てるところはない」と、あらゆる部位を利用し尽くしてきた日本の捕鯨文化を象徴する郷土食が、佐賀県唐津市にある。クジラの軟骨の粕(かす)漬けだ。
↓加工メーカーさんから、加工前の食材である「鯨の軟骨」の写真が公表されてます。
玄海漬の主原料である鯨の軟膏です。鯨の頭部の部分で通称“かぶら骨”と呼ばれています。これを刻んで調味した酒粕に漬け込みます‼️ pic.twitter.com/l35mYeE1oI
— 佐賀唐津の珍味・粕漬@玄海漬 (@genkaizuke) September 12, 2019
(軟骨の写真をむかし見ましたが、その際の衝撃が、この記事を書く動機です。一応、「軟骨」なのですが、どうみても「骨」です。)
むかしむかしも、軟骨は醤油漬や塩漬で食べる地もありましたが、いまや「粕漬」オンリーの感があります。
当時、捕獲したばかりの鯨の軟骨は、醤油漬や塩漬にして食べられていました。
「軟骨」が、食品(商品)として生き残れたのは、開発者が「軟骨の粕漬」というヒット商品を生み出せたからだと考えています。(良い商品がないと、軟骨は、顧みられない食材になった虞もあります。)
お店の人に聞いてみたところ、この軟骨はほとんど味がないのだけれど、食感はプリプリと歯ごたえがあるので漬物にしてみたら美味しいのではないか…という「なんとかして鯨をたべ尽くしたい!」という執念から生まれたものだそう。
鯨の軟骨の粕漬が、ごはんのお供になり、さらに時代に合わせ、様々な食の工夫があるようです。
鯨の軟骨の調理
1キログラム10800円の例(ミンククジラだと、軟骨ひとつが3-4キログラムだそうです。)
軟骨の食品は、最近では、製品としては、軟骨の粕漬しか見ないとも書いています。
昔から日本料理店の高級食材
外側の皮をむき、スライサーを使って薄く、細く切ります。(お刺身で使われる大根のツマのように)ざる等にあげ、熱湯をサッとかけ、素早く水にさらします。
酢の物や、そのまま酢醤油などで召し上がります。コリッコリとした歯ごたえが美味しいです。
引用先は 「鯨肉専門店 平戸口 吉善商店」。
鯨の軟骨は、むかしは、刺身のつまにしていたという話もあります。
かぶら骨は利用価値が少なく、調理法もほとんど皆無。細く刻んで刺身のつまとして用いる以外、使い道はありませんでした。
引用先は「松浦漬本舗について | 有限会社 松浦漬本舗」。
現在、軟骨で、一番使われる用途は、粕漬のようです。
観光案内)呼子市の松浦漬の会社敷地内に、むかしの捕鯨(古式捕鯨)の展示があります。
山見小屋の再現したものが設置されています。
編集後記)13日は天候が悪く、和歌山の海が荒れましたが、外国人団体のウェブサイトの閲覧者には、あいかわらず環境テロリストばりの発言がみられるようです。
「船や漁師の沈没」を望む投稿は日常茶飯事です。
「大津波を望む」発言もでてました。
スピリチュアル系がよくいう「カルマ」と喜ぶ発言は今もあります。
毎度思いますが、こういうひとたちと、反捕鯨家が一緒に反対運動しなくちゃいけないのですから、イルカ飼育反対デモが全世界で動員1300人とかアリエナイほど停滞してるのでしょう。