和歌山で給食への「鯨食」の普及のための講習会/千葉沖の沿岸ツチクジラ漁、好調/太地沖で今季通算9日目の成功\(^o^)/万歳/イルカ狂の外国団体VS警察
和歌山で給食の調理師さんへの「鯨食」の講座
「くじら料理」の講習会ですので、当然ながらメニューはくじら一色です。
メニュー
- 鯨の赤肉のステーキ
- 鯨の赤肉の竜田揚げ(たつたあげ)
- 鯨の皮の鯨汁(くじらじる)
- 鯨の皮の鯨飯(くじらめし)
犠牲となる命の頭数はくじら食が一番少ない
この「鯨食」のメニューを
「犠牲となる命の頭数」という指標で考察すると、
鯨食は優秀な食と言えます。
鯨類の体は大きい(1頭当たりのお肉が多い)ので、
捕鯨は、大豆生産(植物性の主要なたんぱく源)よりも命の犠牲が少ない傾向となり、
一般的な菜食よりも命の犠牲に配慮している状態といえます。
さて、現代の捕鯨は、持続可能性を考慮しますので、
捕獲頭数はとても少なく設定されます。
全国津々浦々の学校の給食に分配することは「全く不可能」です。
従来通り、お肉は早い者勝ちとなります。
人気のある“海の幸”は、早い者勝ちの傾向があります。
千葉沖の沿岸ツチクジラ捕鯨、好調
千葉県の和田浦沖のツチクジラ漁は、10月1日に再開後、1日に2頭、2日にも2頭あがりました。2日間で4頭です。
近年は、赤身と言えば、
ウシやマグロの赤身を連想する消費者が増えました(イメージの固定化がありました)ので、
つちくじらの赤身のお肉を「赤黒い」と感じる向きもあるかもしれませんが、
「深海棲の鯨類は体内に酸素を沢山ため込む必要が有るのでこんな感じの色合い」となります。
鯨類の肉を見慣れている当方には「美味しそう」(おいしそう)に感じるお肉です。
(以下は、リンク先に「鯨類の解体」が含まれます。当方は、鯨類の解体を見慣れておりますが、慣れておられない方は無理をしてはいけません。)
以下は捕鯨会社の水あげ報告です。
深夜2時の解体にも見物者がおられます。
映画「海くんとクジラ」プロジェクトも動いておられます。↓
10月1日に捕獲できたツチクジラを翌2日に解体されたようです。
江戸時代とあまり変わらない方法で、鯨体がさばかれていきます。
(解体に慣れていない方は無理はしないでください)
令和元年10月1日(火)に、
— 373bousou (@373bousou) October 2, 2019
南房総和田浦で槌鯨漁再開
初日、槌鯨 2頭捕獲
翌10月2日(水)
1頭目の槌鯨(今期18頭目)を、
午前2時から
2頭目(19頭目)は、
午前6時から解体
2頭目の解体を見学
体長 9.6m
メス
銚子沖で捕獲
今年の捕獲枠 26頭まで
残り 7頭 pic.twitter.com/DqrEQxJ7a2
千葉の捕鯨は歴史が長く、なんと江戸時代からやっているのです。伝統的な捕鯨地には、熱心な地元ファンがおられたりします。
「給食ひろば」さんの過去の訪問記の一部です。
約20人のスタッフがテキパキとそれぞれの仕事をこなし、約4時間で1頭のツチクジラを解体します。
— 給食ひろば (@KyushokuJP) August 13, 2016
皮つきの脂はクジラ汁などに使われます。正肉はステーキや竜田揚げがオススメです。やはり生の肉は違います。 pic.twitter.com/5wD6n5hf84
太地沖で今季通算9日目の成功\(^o^)/
秋が来たのか、太地沖での鯨類の追込み網漁は、10月2日に今季通算9日目の成功日となり、水あげがありました。おいしいお肉となることでしょう。
(祝辞)
The honorable fishermen of Taiji have had an early success today!!! Congratulations to them for the ninth catch of the season! pic.twitter.com/DzkQfFPkP4
— Support Taiji (@support_taiji) October 1, 2019
むかしの太地町
太地町の鯨類追込網漁(イルカ追い込み漁):1951年のゴンドウクジラ類40頭の生け捕り。伝統的な「生捕り」。
— 鯨類に感謝@Thanks Cetacea (@irukanigohan) June 14, 2015
NHKアーカイブス保存映像の文化人類族学的調査の可能性/宇仁義和 https://t.co/OQsmyKIwEs pic.twitter.com/5F5uHDV8Ta
編集後記)イルカ狂の外国団体VS警察
10月2日、警察が職質したようで、
イルカプロジェクトのイルカ狂活動家が職質された報復か、
警察官を故意に撮影しました。
撮影者ティムは、何度も渡日潜伏するイルカ狂の活動家ですが、
警察官を撮影する癖があるようです。
10月2日は、職質された“報復”でしょうか。
実は、昨季も、警察官を故意に撮影しています。
注意しても効果が無く、繰り返すのが、急進的な市民活動家の特徴ともいえます。
イルカプロジェクト*1の創設者のリックは、
その半生で警察に何度も逮捕されたからか、警察に対し反抗的で、
職質するな!ワシを顔パスにしろ!とばかりに特別扱いを言ってみたり、
日本は警察国家だあ!などと、
犯罪をしまくって有名となった団体創設者リックが、
ありえないでっち上げをしてみたりと、
警察を叩いて日本のイメージダウンをする癖が、
イルカプロジェクトという組織の発想に存在していると思っています。
無名だから職質を受けるのではない。映画ザコーヴで有名人になった筈のリックオバリー(ドルフィンプロジェクト創設者)は、現地では「不審人物」なので、たっぷり職質された。なにしろ現地の産業を破壊しに来る反社会的な勢力かもしれないから、治安対策上、妥当なこと。 ※車の中の運転者はリック pic.twitter.com/mkhNybp6jE
— 鯨類に感謝@Thanks Cetacea (@irukanigohan) September 21, 2017
といいますか、
(この活動家自身の「身の安全」も含め、)治安を守る目的の警官配備に何の不満があるのでしょう。
イルカプロジェクトの活動家は過去、覆面のグループに襲撃を受けてます*2が、
この団体のような世間に反発を買う外国団体が、
たったの1人であっても潜伏を続けられるのは、
警察がマークし張り付いているため安全だからです。
安全を感謝もされてないようですから、
1人に対しての警備としては税金の無駄でもあり、
マークを止めてしまってもいいのではないでしょうか。
(もちろん、暴論ですが、この外国人渡航者の活動家の子供じみた態度には、全く共感することはできません。)
編集後記その2)
捕鯨母船が入港しそうで、山口県の近くまで到達したようですが、この記事に間に合わず、載せられなかったです。続報に期待して下さい。