消費者運動「鯨類に感謝 @ Thanks Cetacea」 【くじらの消費者運動】

【鯨類食文化の理解促進】 捕鯨と「いるか漁業」。東京の鯨食人口は1割以上いるとされます。小型鯨類(いるか類)は、岩手、秋田、山形、福島、茨城、千葉、神奈川、静岡、山梨、和歌山、沖縄等の県内の地域での伝統食です。

日新丸が下関帰港/和田浦ツチクジラ1頭捕獲/住民の生活を脅かす渡航者リック・オバリーへの入国拒否は継続を/ドルフィンプロジェクトは組織ごと入国拒否を/鯨捕りへ大声で嫌がらせした者がまた太地に (改訂1版)

(改訂1版 20191008-0700版:リック・オバリーとドルフィンプロジェクトの件を書き直しています。)

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10月4日、日新丸が下関に帰港。翌日、荷下ろし開始

国産鯨肉の主力の遠洋捕鯨の母船「日新丸」が、長旅から下関に帰港しました。
ニタリクジラが案外簡単に捕れたようで、「三陸沖辺りにはニタリクジラがたくさんいる」という報道もありました。

日経新聞が、今回の鯨肉を「新クジラ」なる言葉で記事を書いていますが、他の報道では無い言葉ですので、事実があったことだけお伝えします。調査捕鯨に比べ鯨肉の品質が向上しているから「新クジラ」ということらしいです。

 

以下に動画の報道を並べます。

www.youtube.com

video.mainichi.jp

 

外房捕鯨(がいぼうほげい)、10月5日にツチクジラ1頭捕獲

秋のツチクジラはよりおいしいとの噂もあります。

以下は捕鯨会社からの「捕獲のお知らせ」と「解体の予告」です。早朝から作業するため朝焼けが奇麗なようです。

www.facebook.com

 

住民の生活を脅かす渡航者リック・オバリーへの入国拒否は継続を

 

以下は判決を伝えるニュース動画
www.youtube.com

 

今後も入国阻止をしてください

なぜなら、オバリーは、日本潜伏中に殆ど捕鯨地にいて、その地(太地)の悪口を公表し続けているからです。

本来は、「生活を脅かされる住民たちVS迷惑な外国人渡航者リック・オバリー」という構図のはずです。

以下は、典型的な風評被害の例示です。

 90年代半ば以降、国内の多くの観光地は、若年人口の減少や余暇に対する趣味嗜好の変化などから観光客数が伸び悩み、富士河口湖町も同様の事態に陥った。とりわけ同町は、2006年に合併した旧上九一色村オウム真理教信者の集うサティアンがあったことで、長く風評被害に苦しんだ。 

「住民参加型」で外国人客誘致 | 富士河口湖町[山梨県南都留郡] | 人が集まる街・逃げる街 | 週刊東洋経済プラス 2018年8月25日号

 

さて、人権派の弁護士の方々にあられては、「太地町の地域住民の生活」も考えてみて下さい。「平穏な生活」、「静かな生活」、「風評により自身の財産が目減りしないこと」、「風評が遠因で生活がなりたたなくなっての転居を回避すること」などは、たいていの市民がふつうに望むことで、高望みではありません。特に、自身の不動産の価値が減ることや、自身の店舗(勤務先)での売り上げの減少や、自身に仕事が無くなり転居せざるを得なくなりえることは、まっとうに生活している市民にとっては悪夢です。太地での出来事は、漁業者だけにふりかかった災難では無いかと存じます。

 

インターネットには「太地町への回避」が散見されています。以下は典型例です。

和歌山県ってイルカの追い込み漁なんてやってるんだね、最悪。和歌山県太地町ってとこには行かないようにしよっと。

archive.fo

この手の言動の原因のひとつに、明らかにオバリーの渡日および太地周辺への潜伏にあります。オバリーが太地町(の経済や生活)への風評被害の発生の中心人物だからです。捕鯨叩きの映画ザ・コーヴも、オバリーが太地潜伏をし続けたことが発端となって計画されたものです。

 

オバリーは手下(支持者)を率いることができるカリスマのような状態ですので、以下のような事例も発生しています。

鯨料理を提供する宿泊業を取り囲んでしまうことは、迷惑なことではないでしょうか。取り囲んでいる者たちが、反捕鯨の考えの者たちで、太地の捕鯨(小型鯨類の漁)に嫌がらせ(自称:抗議)に来ていることが明白なので、鯨料理が提供される宿泊業を大勢で取り囲むだけで嫌がらせを形成すると思われます。

 

リック・オバリーらの一連の「嫌がらせ」により、太地町の観光業は、観光客が減り観光業が衰退し、その余波で、その漁業には全く関係が無い地域住民の生活も脅かされるのは、誰もが簡単に予期できるはずです。

これは、公害を起こしている者が公害を止めさせられるのと同様に、何らかの措置が必要です。


リック・オバリーへの入国拒否の理由

入国拒否の過去の理由への考察

報道では、オバリー入国拒否の裁判で、入国管理側は

  1. ウソの申請が信用できない
  2. シーシェパードとの関連

を理由と掲げたとみられます。

漁業関係者への嫌がらせを目的としていたと入国管理局は考えたようです。

 

オバリーは「太地の漁師は恥さらし」など侮辱的な発言を、しばし公表物などで言いますが、こういった暴言を嫌がらせではないと、地裁が判断したのかもしれません。

また、「オバリーは伊東市の親善大使に任命された」というデマが出たことがありますけれども、このデマは伊東市の市長がはっきりと否定しております。ただ、このデマも嫌がらせではないと地裁が判断したのかもしれません。

archive.fo

 

また、アポイントなしに首長に面会を求めに大勢で役所に赴き、あるいは、役所に文書を渡すために大勢で押し掛けるのは、大勢が役所につめかける状態を形成していますから、他の利用者、あるいは市民、あるいは周辺住民(近所住民)および観光者に迷惑だと思いますけれども、地裁では嫌がらせではないと判断したのかもしれません。

https://pbs.twimg.com/media/CORMHHYUsAA3XUk?format=jpg&name=medium

 

また、観光地内を、リックオバリーが率いる外国人団体の大勢の関係者(あるいは、オバリーの大勢の手下)が歩き回ることは、観光への迷惑だと思われますが、地裁では嫌がらせではないと判断したのかもしれません。

https://pbs.twimg.com/media/Bwaqr2SCcAAtsDk?format=jpg&name=large

 

また、漁の期間中の早朝には必ず、港の波止場や、港の中から海までよく見渡せる散歩コース上(道路上)で、幾人かの活動家が、出漁する漁船を撮影するためずっと張り込んでいる(報道各社の報道者・カメラマンの現場での張り込みのようなことが、半年間、継続しています)のは、漁業者や観光へ迷惑だと思いますが、地裁では嫌がらせではないと判断したのかもしれません。

https://archive.fo/QNlHn/61a05d1edb3643f8d07c6fad573f4fd4c25b69e1

 

また、具体的に、過激な反捕鯨団体シーシェパードとオバリーが連携している証拠も不十分だと、地裁は判断したのかもしれません。

https://archive.fo/HTrjB/84708e5bf18536b985a5b4d9126c03f10fcb500f

ただし客観的に、世界各地でドルフィンプロジェクト*1シーシェパードとは組織レベルで連携(共闘)しており、その席にオバリーが登場することもあります。また、オバリー本人もロンドンで、シーシェパードの海賊船の船長(画像:直近に日本に潜伏した経歴がある。逮捕歴あり。南極海で日本の調査捕鯨を妨害した海賊船内のクルー(船員)のひとり。)と、1つの集会で交代して聴衆に演説しています。これらを地裁では連携と判断していないのかもしれません。

苦情や通報でオバリーは封じ込められた

オバリーは、飲食店で酒を飲んだ後に、自動車を自らが運転したことで酒気帯び運転の疑いとなり、その時にパスポートを所持しておらず逮捕されたことがあります。この逮捕は、酒気帯び運転の目撃情報が有ったための逮捕と見られます。いくらオバリーでも警察が尾行している時に、酒を飲んで車を運転しないでしょう。地域住民から反感の目で見られているのは間違いないようです。

オバリーが地域住民から反感の目で見られた主因は、「漁業者(鯨捕り)へ嫌がらせをする」ための同情「だけ」とは考えにくいです。「静かな観光地(または住まい)を騒がしくする人物(中心人物)」、「町の産業が潰れ、町の経済が損なわれる未来を招く人物(中心人物)」だからなのも、オバリーを嫌う心因ではないでしょうか。地域住民にとっては、公害(観光への害)が発生しているようなものですから。

 

潜伏先(滞在先)の太地周辺でのオバリーの行動は、オバリーは寄付に頼る活動家なので支持者(寄付者含む)に対し事後報告の形で世間に公表しています。その公表物を見た住民や国民、インターネット閲覧者により、政治家や行政に苦情や陳情がいき、入国管理局へ苦情が達するところとなり、これがプレッシャーになったと思われます。官庁内でも議論があったのではないかと想像します。

 

住民(や国民)から苦情をうけた(とみられる)入管は、2016年にオバリーを入国拒否しました。

報道では、入国拒否した理由は、申請書類に事実ではない記載が多いため信用できない、というものです。

 

また、元シー・シェパード幹部という経歴も、その当時のシーシェパードが犯罪や暴力を実行していた組織であるため問題があります。そもそも、オバリーは、その半生に何度も故意に犯罪をし逮捕されて報道されており、その報道で世間に知られるようになった「尊法精神が無い」市民活動家です。また、もともとドルフィンプロジェクトという団体は、犯罪者オバリーの資金を集める為の「装置」に創られた団体です。

でも、地裁では、治安を害するおそれはみとめていないようです。

太地の観光業への影響
  1. 例えば、イルカ飼育施設に車や単車で遊びに行ったら抗議集会をやっており、面倒だから、そこに入るのを止めて素通りしたという事例があります。これは、直接的にはその店舗の売り上げの減少ですが、その観光者の滞在時間が長ければ、地域内の様々な店でお金を使う傾向がありますから、幾つものお店がビジネスチャンスを逃したことでもありえます。
  2. 例えば、古式捕鯨の見張り台でよく知られた観光スポットの「岬」がありますが、そこは海への見晴らしがよく、鯨捕りの漁師が出漁した日には、いつも外国人の活動家が海を見張る(張り込み)為の場所となり、要は「たまり場」となり、そしてシーシェパードの活動家までも来ていることが知られており、観光者はその噂を知り、トラブルを回避したい者の足を遠ざけています。知られた観光スポットへ観光者の足が遠のく現象は、その地の観光にも少なくない影響を与えるものです。

リック・オバリーが入国拒否(国外退去)に至る過程は、オバリー本人とオバリーが指導する団体ドルフィンプロジェクトの構成員や支持又は連携する活動家らにより、伝統的な捕鯨地の太地の名声が痛めつけられ、また、「騒動の地」とのイメージが広まり、これらにより太地の観光など産業に影響が出て、オバリーの潜伏(滞在)が、町内の少なくない住民にとって迷惑と言えるレベルに達したと判断されたのが重要な要素と考えられます。

オバリーの迷惑な行動は、特に、観光にとっては看過できない問題として、現地の住民含む少なくない有志の者が、オバリーの渡日に反感を持ち、オバリーを含め外国人活動家への入国阻止運動のようなものも起き、入国管理局(管轄は法務省)へプレッシャーをかけ、官庁に判断を変えさせ、オバリーへの取り締まりを行わせたと推定できます。

オバリーを中心人物として発せられる風評で、たとえ1円でも財産を棄損させられたなら、被害者は訴訟を起こせばよいのですが、それをすると、オバリーは報道で目立ちたい(報道で自身の主張を拡散させたい)のでオバリーの手の内ですし、そもそも住民は平穏な生活を望んでおり、オバリーはそれを逆手にとり「太地を渦中の町に」*2させています。

 

また、太地町は過疎化も進行しています。転入者よりも転出者が多い状態です。原因はオバリーだけではありませんが、オバリーも原因の一つに数えることもできます。

オバリーが「太地」と地名を上げ、「太地は恥さらし」等と叩いたのは、多くの回数にのぼります。その地「太地」に居住および就業場所の者は、鯨捕りの漁業者や博物館の関係者だけではなく、鯨捕りと全く関係のない住民が圧倒的な多数であり、全く関係ない者たちの生業や生活が営まれておりますが、オバリーが中心人物となる反捕鯨家の「配慮のない言動」で、現地の経済、特に現地の観光業がダメージを受けています。

 

公害を起こしている者が公害を止めさせられるのと同様に、何らかの措置が必要です。

たとえ一部の地域の不利益であっても、その一部の地域に対し、少なくない国民が同情しております。

司法は「見えない被害者(住民の少なくない人数)」に配慮する温かい判決をするべきです。

国はこの裁判を控訴して下さい。控訴すれば、少なくない住民や市民が応援することでしょう。

また、オバリーが次回に入国を希望してきても、決然と、かつ粛々と入国を拒否してください。少なくない住民や市民が応援することでしょう。

 

ドルフィンプロジェクトは組織ごと入国拒否を

以下のリンクは、リックオバリーの指導する団体ドルフィンプロジェクトへの見解です。「組織ごと入国禁止にするのが妥当」です。

irukanigohan.hatenablog.com

irukanigohan.hatenablog.com

特に看過できないのは、

  1. シーシェパードと組み、漁業者の運転する車を足止めし、運転者である漁業者に嫌がらせをした件
  2. シーシェパードの活動家が、日本入国のための「隠れ蓑」にドルフィンプロジェクトを使った件
  3. イルカ飼育施設で10代の女子学生らが水着姿で学校の研修を受けている様子を無断で長時間の撮影をした件

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    研修中の学生を写すドルフィンプロジェクトなど外国団体。イルカ飼育施設にとっては、顧客(学校)が研修場所を変えてしまう虞があり、事実上の営業妨害といえる「カメラハラスメント」です。

以上の3点です。悪質度が高いとみなせるため、看過してはいけません。

 

「太地の鯨捕りがらみ」または「日本の海豚漁がらみ」では負け続けています

イルカ狂との裁判

住民からの民意を受けた入管が、イルカ狂団体の教祖リックオバリーを入国拒否(国外退去の処分)とした本件が、東京地裁で敗訴となりました。

 

この前は、オーストラリアのイルカ狂団体AFDの首謀者サラ・ルーカスに敗訴しました。

https://pbs.twimg.com/media/CP0T5pLUsAASTxQ?format=jpg&name=900x900

その首謀者は、豪TVクルーを連れて、無断で博物館内で撮影したことがあり、博物館側はそれをうけ、数日後に再び来た首謀者一行の入館を館内秩序の維持を目的に拒否しましたが、その際の英語説明が不備で、人種差別とされたものです。

 

豪のTV撮影隊は強引な取材をするタイプのようでした。早朝(未明)、漁協の敷地内に無断で立ち入り、打ち合わせをしていた勇魚組合の漁業者へ無断で仕事の邪魔をするインタビューを試み、しかも失礼な内容の質問で、そもそも漁業者は英語が話せないので答えが返ってこないのは、捕鯨叩き映画ザ・コーヴで明らかであるのに、TVクルーは故意に騒動を引き起こす意図があったとみられます。この話が、町内に伝わり現場を警戒させたようです。

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その際に撮影された番組は、当然ながら現地へのリスペクトは無く、映画ザコーヴの続きを視聴者に見せたいという程度の下らない製作意図で撮影された番組で、中立的な報道ではなく、叩きを目的とした番組と考えられます。(なお、豪では、クジラ以外にも、イルカを捕る国を叩く「単純な報道」が稀にあるようです。)

イルカ狂に負けると大変なことに

オーストラリアのイルカ狂団体の首謀者サラ・ルーカスなどへ鯨類の博物館が入館を拒否する際の説明で、現場の職員は英語ができず言葉足らずとなり、「捕鯨に反対する人は入館できません」とのプラカードを示す外なく、このプラカードが人権侵害として訴訟され、和歌山地裁で敗訴しました。

結果、問題の人物が入館できるようになってしまいました。問題の人物はさっそく入館しましたが、問題はそれだけにはとどまりません。

シーシェパード一味も「それとわかる“どくろマーク”の服のまま」博物館(町の主要な観光資源)に入館する頻度が増えたり、外国団体の潜伏員(外国人の渡航者)が博物館への悪口を放送(公表)し放題となっており、現地の観光への嫌がらせの状態に拍車がかかりました。

 (嫌がらせには、ドルフィンプロジェクトの潜伏員が、博物館内で海豚に芸のサインをしていた日本人観光客に、英語で文句を言うものもあります。

博物館内では、芸をさせてはいけないというルールは存在しません。逆に、ドルフィンプロジェクトの潜伏員は館内秩序を乱していると言えます。)

(別の嫌がらせでは、博物館に来た外国人観光客に、ドルフィンプロジェクトの外国人活動家が、太地に観光に来てはいけないなどの叱責をし、映像を公表しています。単刀直入に、現地の観光への嫌がらせをしています。)

 

観光への嫌がらせは、観光に頼る小国では効果が出る場合もあります。

ソロモン諸島という南の島国があります*3。そこではイルカを捕鯨する習慣があるため、ドルフィンプロジェクトを含むイルカ愛護団体に観光ボイコットの標的にされました。それを受け、ソロモン諸島の観光大臣が「観光が大切」と発言し、小国の悲哀が現実味を帯びております。

www.sbs.com.au

日本はどうみても経済大国なので気にすることはありません。問題は、「特定の場所(地域)へのボイコット」ということになります。地方の自治体(人口が少ない町)では、風評被害に対処するのはたいへんです。

 

博物館への営業妨害がなぜ困るのかと言うと、太地町は人口も面積も小さな町なので観光資源に乏しく、その博物館が主要な観光スポットのひとつ(ほとんど唯一の大きな観光源)だからです。

オバリーが中心人物である外国団体などは、この博物館を「まるで悪の巣窟」かのように公表しております。その博物館はその地の観光の目玉でもありますから、結果としてその地の観光客の総数が減ってしまい、観光業がダメージを受けます。したがって、住民感情が当然のことながら悪化します。

太地町では、観光振興は、他の多くの地方の市町村と同様に、有権者(住民)が気にする未来図のひとつです。)

 

また、博物館は、利用者(観光客)の苦情を避けなければならない客商売という面もあります。今回の訴訟のきっかけとなった手作りのプラカードは、外国人活動家とのトラブルを避けるためのもの(秩序の維持のためのもの)です。プラカードに書かれた英語表記「捕鯨が嫌いな人は来ないでください」という発想は、英語が下手な現場レベルならありえることでしょう。

これを裁判の争点にされてしまいました。


日本のいるか漁業の側の主張が通らなかった例を挙げてみます

裁判に限らず、小型鯨類について、日本側が一敗地にまみれた最近の例です。

 

①世界動物園水族館協会(WAZA)

WAZA(世界動物園水族館協会)に、イルカ追い込み漁からの入手は禁止と規則化させられた件

「感情的な決定」イルカ漁の地元・太地町からは反発の声

archive.fo

この決定の押し付けの遠因は、ドルフィンプロジェクトなどイルカ狂が、WAZAに圧力をかけ、中でも、オーストラリアのイルカ狂団体AFDが、WAZAを提訴したので、日本との対話をしていたWAZAが態度を硬化させ、問答無用にJAZA(日本動物園水族館協会)を資格停止として強く迫り、日本側は敗れた、と考えることができます。

 

②博物館への入館拒否

「くじらの博物館」入館拒否訴訟で賠償命令(写真付)

archive.fo

敗訴の太地町、控訴せず 反イルカ漁女性の入館拒否訴訟

archive.fo

「①世界動物園水族館協会(WAZA)」と同じイルカ狂団体が、訴訟し、勝訴しております。この訴訟で、イルカ飼育を叩き潰したいイルカ狂外国人が行動し易くなり、かつ、日本国内に、その存在を再認識させたことにもなりました。

 

③今回のリック・オバリーへの国外退去の訴訟

これは前述の通りです。②と同じ弁護士事務所になっています。

 

裁判で唯一勝ったケースもあります。ただし、

「②博物館への入館拒否」のおまけみたいなもので、大勢に影響はありません。

archive.fo

web.archive.org

 

また現在、
和歌山県へのいるか漁業の差し止め訴訟もおきています。

②③と同じ弁護士事務所となっております。「難癖訴訟」ではないかと疑っています。

 

裁判では無いですが、苦戦させられたものに、

ユネスコでの伊豆ジオパークの世界認定で、過去のイルカ追い込み漁を理由に審査が長引かせられた件があります。

 

今年2月に鯨捕り中の漁師たちへ大声で叫び続けた活動家がまた太地に

10月6日に「対象者」が太地に現れました。この日本人は今年2月、漁業中の太地の鯨捕りに対し漁場そばから大声を2時間ほど叫び続けたグループの1人です。

この人物は漁期開始の日の9月1日前後にも来て、現地での反捕鯨集会や反捕鯨デモ(動員31人)を首謀しました。今回もドルフィンプロジェクトと合流しています。

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編集後記)捕鯨への懸念に対抗し、太地動画を見ちゃいましょう。

↓1977年のニュース報道です。

www.youtube.com

↓NHKの49分間のドキュメンタリー。

www.dailymotion.com

 

*1:正式名称「リック・オバリーのドルフィンプロジェクト」:リック・オバリーの資金源となる母体の団体で、報道では、「イルカ愛護団体」と称されることがある団体です。

*2:「太地を渦中の町に」←実際にそうなっていることが必要ではなく、報道やインターネット公表物の上で、太地が渦中の町であれば目的を達します。みせかけの「渦中の町」です。

*3:ソロモン諸島については、「ソロモン諸島の悲劇:イルカが足りず正装ができない!」を書いてあります。