消費者運動「鯨類に感謝 @ Thanks Cetacea」 【くじらの消費者運動】

【鯨類食文化の理解促進】 捕鯨と「いるか漁業」。東京の鯨食人口は1割以上いるとされます。小型鯨類(いるか類)は、岩手、秋田、山形、福島、茨城、千葉、神奈川、静岡、山梨、和歌山、沖縄等の県内の地域での伝統食です。

【第6回】イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトがバリのイケス飼育で「やらかした」こと。これから「やらかす」こと。/ドルフィンプロジェクトの入国拒否は可能か? 改訂3版

(この文章は、動物福祉の議論です。動物福祉に詳しくないと意味が解らないと思います。短期間で書き上げる為に教科書級の説明はできるだけ省いております。)

(改訂2版20191110版:「⑧-①目が見えないイルカの野外イケス飼育には、大きな懸念があります。飼育撤退が望ましいです。」を加筆しました。)

(改訂3版20191112版:「⑧-②西バリ国立公園の著名なダイビングスポットではダイバーが海ゴミ拾い。野外イケスはそこから離れていません。」を加筆しました。)

 

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イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトが「やらかした」こと。これから「やらかす」こと(バリのイケス飼育)


和歌山県太地町を攻撃する外国の反捕鯨団体に「ドルフィンプロジェクト」なる組織がおります。イルカ狂団体(イルカ愛護団体)です。
太地いさな組合が太地沖で伝統的に行う鯨類の追込み網漁をストーカーのように執拗に撮影し罵詈雑言を浴びせたり、
また、あまり知られていませんが、太地町内の特定のイルカ飼育施設をこれまたストーカーのように撮影し続け誹謗中傷し続けております。まったくケシカランことです。

このブログ記事は、イルカのイケス飼育を誹謗中傷しまくる動物団体が、あろうことか「海に設置したイケスでイルカを飼育していること」が判り、その際に、飼育者団体などが示している飼育の標準ともいえるものに反して、団体独自の理論を展開して動物福祉に大いに反するのではないかと懸念するために書いております。
なにしろこの動物団体は、海でのイケス飼育を滅多切りに非難した「とても急進的な思想」をもつのに、
ご自分たちもイルカ飼育業者と同じく「海でのイケス飼育」をはじめたので、
他人の行為は大いに叩きながら、自分たちが全く同じ行為をできるわけもなく、
全く同じ行為ができないと言うことは、世界での標準的な動物福祉、または、少し進んだ動物福祉に比べて「劣った飼育」ということであり、
従って、動物虐待にもなりえる飼育ではないか?という疑問と懸念が生じるのです。


ドルフィンプロジェクトのイケスの概要

イルカ狂団体「ドルフィンプロジェクト」が、インドネシアのバリに「海豚のイケス」を設けました。
場所は、the mouth of Bajul Bay, located in West Bali National Park(西バリ国立公園に位置するバジュル湾の湾口*1*2です)。
イケスの大きさは、目測で20m位×16m位の1つ。*3
岸から離れているイケスであり、小型ボートでイケスに渡るようです。
目的は、飼育を止めた民間業者の水槽の余剰動物イルカ2頭を運び込むため、です。(この2頭は病気持ちか、老体かもしれません。)
運び込まれたイルカは歯がすべて無い個体と、歯が数本*4しか無い個体の2頭で、うち1頭は目が見えない(完全に見えないか、著しく障害がある)と推定される状態であり、この状態では野生復帰は「不可能」と判断され、ドルフィンプロジェクトのイケスが「今後の終生の住みか」となるようです。
団体はサンクチュアリを自称してます。
イケスに運び込んだイルカは、ドルフィンプロジェクトおよび共闘する他の現地団体とが「新たなボランティアを受け入れずに」世話をするようです。
また、飼育を止めた民間業者の水槽には他のイルカ個体もいましたが、動物園やサファリパークに1頭ずつ分離させたようです。
ここまでは、「単純なイルカ狂さんにとっては美談」に聞こえるようです。

 

でもでも、この行動は、めちゃくちゃです。以下に問題点を羅列します。

 

ドルフィンプロジェクトの飼育の問題点

①病気持ちの個体が、環境が安定した水槽飼育ではなく、海のイケスに移された

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取り囲むほど人数をかけた監視は必要ないと思いますが、飼育環境を急に変え、病変が予期できるなら、監視は必要です。この写真は、メキシコの絶滅危惧種コガシラネズミイルカの保護観察の様子で、世界が注目し、かつ、貴重すぎる個体なので厳重に扱われます。


長年、環境が安定した水槽*5で飼育されてきた「病気持ちのイルカ」(病気持ちかお年寄りらしく環境の変化に弱い可能性)が、いきなり「海の中のイケス」に移されました。
この場合、海に慣れさせるための期間は「厳重な観察」が必要ですが、それが行われたのか疑問です。
小型ボートで渡ってイケスに行くのですが、現場のイケスは簡素な造りで、宿泊のための設備は一切無く、24時間の管理(異常が無いかを見守る)くらいが行われたか疑問です。

①-①ボートで渡るので、有事の際、獣医師がイケスに到着するのにどのくらいの時間がかかるかわかりませんが、病変にいち早く対処できないと、まずい結果になりえます(最悪死亡する)。

①-②そもそも、イケスには「人が常駐するための小屋が無い」ので、獣医師はいちいち機材を持ち込んで手当をする「往診」となるようです。これは、獣医が常駐する大きな動物園/水族館に比し劣った環境といえそうです。

②イケスに運び込んだ頭数が少ない

飼育の基本は、群れ飼育かつ個体同士の相性が重要です。
1つのイケスに最低限の頭数で群れを作らせるようですが、たったの2頭ですから、イルカにとっては「つまらない」ことでしょう。
そもそも2頭が喧嘩をしてしまったらどうするのでしょう。
生き物は明日どうなるかわからないものですが、たった2頭の環境で、喧嘩している個体同士を一緒にし続けると、弱い個体が精神的に参ってしまいます。
もちろん、イケスは網で仕切って2分することは可能とみられますが、その場合は「1頭だけの単独飼育」となります。
イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトは、米国の団体ですが、米国でも問題視される「虐待飼育そのもの」となりえます。
否、米国で問題視されえるのは、2頭での飼育でも、です。
少数飼育だとリスクが高いためです。
なぜ、もう少し大きな群れを形成させる方法を取らないのか(友達を自由に選べるようにしないのか)、大いに疑問なところです。
ぶっちゃけ、動物園・サファリのバックヤード(安定した環境の水槽:お年寄りや病気持ちには優しい環境)で群れを形成させても良かったはずです。
このことで、イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトが名声欲しさに行動しているのではないかと大いに疑えます。
その動機は、大物イルカ狂活動家リック・オバリー老の偉大な業績の為(伝説の為)ではないでしょうか?
教祖さまの美化には大切なのかもしれませんが、動物にとっては「下らないこと」ではないでしょうか?

③既存のイルカ飼育をさんざん批判したので、「生餌」(生きてる魚)で飼育するの?

イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトは、毎日、「生餌」(生きている魚)を調達できるのでしょうか?
あるいは、「イルカの自然体に逆らうな」とさんざん批判してきたのに、「〆た魚」(魚屋で売っているような死んでいる状態:水分と栄養分とが生きている状態とは異なる)を与えるのでしょうか?
「〆た魚」(死魚)を用いる際は、さんざん批判してきたビタミン剤を餌に混ぜるのでしょうか?
さんざん批判してきた「カテーテルでの水の補給」をするのでしょうか?
世界を股にかけたイルカ狂団体ドルフィンプロジェクトさんなら、イルカに対しては採算度外視で、漁師に金を掴ませてでも、または、毎日、魚釣りをしてでも、「生きた魚」を安定してゲットしますよね?
数キロ離れたところに養魚場があり、自然に逆らっちゃうけど「生きてる養殖魚」が手に入りそう。*6
養殖魚では当然ながら栄養バランスが違うかもしれません*7が、標準体重以下のイルカ(海豚)をブタ(豚)のように「肥育」させたいようですので丁度良いかもしれませんね。ただし、イルカが標準体重に戻ったなら、餌が養殖魚では栄養が良すぎる虞が生じ、虐待飼育の疑いが生じます。

③-①イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトは、「生餌」(生きている魚)を、雨が降ろうと風が吹こうと嵐が来ようと、保護イルカを飢えさせないために与えるのですよね?
さんざん批判してきたので、一瞬たりともイルカを飢えさせないのですよね?
人手が必要な筈なのに「ボランティアを受け入れない宣言」をしたのは、内部情報(飼育実態)が漏れるのが困るからですか?

④ドルフィンプロジェクトは災害事でもイケスを完璧に管理?

イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトは、日本を含む世界中で(特に第三世界で)イケス飼育を叩き続け、避難警報が出るレベルの嵐でもイケスの管理を求めていましたので、ドルフィンプロジェクトは嵐が来ててもイケスが崩壊する前にイケスを修復・修理し、イケスの中のイルカを安心させ、嵐が去るまで厳重な監視をするのですよね?
イケスが壊れる程の災害が予想できる場合は、陸上の比較的安全な場所を予め選定し、そこに簡易水槽を設置するか、陸上の安全と考えられる水槽に疎開するのがいいでしょうね。

④-①また、大地震が起き津波が来るなら、愛するイルカちゃんの安全の確保のため、まっさきにイケスへ飛んでいくのですよね?ヘリコプター1台あれば実現できますよ(笑)

⑤生餌で投薬?注射針無しで採血?薬漬け無しで獣医学的ケア?

イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトは、獣医師による血液検査(採血に針を使う)や、血液検査のための訓練を、さんざん批判しましたが、
動物の飼育は、普段からの体調管理が必要であり、イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトが叩いてきた「採血」から得られるデータは重要な健康のバロメーターです。
飼育個体が病変したら獣医学的ケアを適切に実行できるのでしょうか?
そもそも、ドルフィンプロジェクトに雇われた獣医師が、ドルフィンプロジェクトがさんざん叩いた「死んだ魚」(や他の餌)も使わずに投薬できるのかしら?
そもそも、ドルフィンプロジェクトに雇われた獣医師が、ドルフィンプロジェクトがさんざん叩いた注射針での採血無しにデータを得れるのかしら?
きっと、「半殺しの生きた魚」で投薬するのでしょうか?(笑)
「半殺しなら死んでない」という小学生の屁理屈みたいなことですけども(笑)
きっと、うんち(便)を用い体調管理をするのでしょうか?(笑) 排便をずっと待つのでしょう(笑) イルカの便は水溶性で採取がたいへんそうですが(笑)
きっとそうに違いないです(笑)

⑤-①そういえば、ドルフィンプロジェクトは投薬自体を「薬漬け」とさんざん批判しましたので、ドルフィンプロジェクトに飼育されるイルカは、今後は風邪一つひけません。あらら、これでは「虐待飼育」ですね。何らかの手段で投薬をしなければいけません。

⑤-②イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトが飼育する個体は、体重が標準体重より少ないとされていますから、これは消化器官に病変が有るかもしれません。でも、イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトは、薬漬けを嫌がるので、胃腸薬などの投与を嫌がるかもしれませんし、安定剤などの投与を嫌がるかもしれません。団体教祖さまのリック・オバリー老は、環境を変えれば病気は治る筈だぁなどという野蛮な発想(根性論)をお持ちのようですから投薬治療の継続をしないのではないかと心配しています。

「ボランティアを受け入れない宣言」をしたのは、内部情報(飼育実態)が漏れるのが困るからですか?

⑥ゴミ拾いの訓練はするの?

バリにも嵐が来て集中豪雨もあり、洪水はほぼ毎年どこかであります。

www.youtube.com

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洪水となると、大量のゴミが海に流れ込みます。
さて、イケスの設置場所は、海岸からそれほど離れていないようなので、嵐の後にゴミの影響を受ける虞があります。
イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトは、さんざんイケス飼育を批判した手前、イルカ(元は水槽飼育)にゴミ拾い訓練(ゴミを識別させ誤食を防ぐ訓練)をさせるわけにはいかないでしょう。

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ゴミ拾い訓練は、野外飼育でゴミを認識させて誤食を防ぐための重要な訓練です。これは、寿命を延ばすための動物福祉ともいえます。

ドルフィンプロジェクトは、「餌欲しさにゴミを拾うイルカ」などと軽蔑していましたから、ドルフィンプロジェクトが飼うイルカは、ゴミ訓練すらしてもらえず、最悪の場合、ゴミを誤食して死ぬ虞もあります。
でも大丈夫。
動物福祉に反する虐待飼育をしても、
内部情報が漏れない限り、死因はいくらでも嘘を付けますから、
「海はきれいだ。ゴミ訓練は必要なし」ですよね?
虐待飼育の疑いが生じますけれども。
イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトは、さんざん「餌で釣ってる」と批判しておいて、自分たちも餌で釣ってゴミ訓練をするのでしょうか?

⑦誤食に備え、異物の除去訓練をするの?

ゴミ訓練と言えば、万が一、イルカが誤食をした場合に備えての除去訓練はするのでしょうか?

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これは、ゴミを誤食してしまった場合に胃袋からゴミを除去することを目的とする訓練です。イルカはゴミを誤食する習性があり、それが原因で死んでしまいますが、イルカを死なせないための訓練で、野外飼育では重要な動物福祉です。

イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトは、イケス飼育でのゴミの除去訓練を「おぞましい」とか滅多切りに猛批判していましたので、
いまさら「イルカの食道に腕を入れるゴミ除去の訓練」はしませんよね?
もちろん、この訓練をしないのでしたら、動物福祉に反した虐待飼育ですが、
内部情報が漏れない限り、死因は幾らでもごまかせますよね(笑)
団体の教祖さまのリックオバリーさんは長身で腕が長そうなので、
イルカの異物除去の役目に適任だと思います、ぜひご検討ください(笑)

⑧目が不自由なイルカをイケスで適切に飼育できる?

イケスの中で2頭飼育されるイルカのうち1頭は「視力が無い」(盲目状態)と団体が発表しています。
え?目が見えない個体を野外イケスで飼う?
目が見えているイルカでさえ、管理が不十分なイケスでは、たわんだ網に絡まり溺れ死ぬ不慮の事故の虞がありますが、
船で渡らない限りは常時は人が居ないイケスで、目が見えないイルカを飼う???
最低限、イケスの仕切り網がたわんでしまわないようにしっかり監視して下さい。
たとえ嵐が来ても、仕切り網がきっちりとたわまないように管理して下さい。
目が見えないイルカは、水族館の水槽で飼うほうが「リスクがよっぽど少ない」はずです。
サンクチュアリ設置は、イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトの教祖さまリック・オバリー老の伝説作りの為とみられますが、
目が完全に見えてないイルカを生簀(いけす)で飼うのですから、驚きと言うか、虐待飼育を疑ってしまいます。

 

(以下は改訂2版20191110版の重要な加筆ポイントです)

⑧-①目が見えないイルカの野外イケス飼育には、大きな懸念があります。飼育撤退が望ましいです。
  1. 目が見えないイルカの毎回のエサは「生餌」か?「死魚」か? ⇒ 目が見えないイルカは、採餌の際に魚を追うのが難しいとみられます。したがって、生餌(いきえ:生きた魚)が餌であっても、または死魚であっても、飼育者がイルカの口にエサを運んであげねばなりません。すなわち、イルカ狂団体「ドルフィンプロジェクト」がさんざん飼育業者を叩き続けた「餌付け」を継続するということです。イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトは、世界各地の飼育業者を「自然に反する」とさんざん叩いたことと同じことを行わねばなりません。▼一方、目が見えているイルカ個体は生餌(生きた魚)を十分に追える状態ですから、イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトは、目が見えるイルカに与えるエサは「生餌」(生きた魚)のみでなければ矛盾が生じます。この件で、イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトは世界各地の飼育業者を「自然に反する」とさんざん叩いておりますが、イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトが自身のイルカ(目が見えるイルカ)を飼育する際に「生餌」(生きた魚)を使わないのでしたら、大きな矛盾が生じます。▼また、イルカのエサに生餌(生きた魚)が用意しない場合は、エサは死魚(〆た魚)のみになります。一般に、市場で売られる魚は、生餌(生きた魚)に比べ栄養分と水分とが不足しがちなので、毎食のイルカのエサにビタミン剤を投与してビタミンを補い、かつ、カテーテルでの水分補給も頻繁に行い、現代の標準の動物福祉に反しない飼育をしなければなりません。これをしない場合は体調不良で死ぬ虞が生じますので、「虐待飼育」ともいえます*8。イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトは、ビタミン剤投与やカテーテルでの水分補給をする飼育業者を「自然に反する」とさんざん叩いておきながら、「生きている魚」(魚の健康状態は良好で俊敏に逃げ回れる体力ある小魚)をイルカのエサに用意できない場合は、「世界各地の飼育者と同様の最低限の動物福祉」を実行せねばなりません。
  2. 目が見えないイルカの「野外飼育に対応する訓練」は不可能ではないか? ⇒ 目が見えないイルカは、今迄は、水槽(ゴミがかなり少ないと推定できる環境)で飼育されておりますから、おそらくゴミの誤食を防ぐ訓練(ゴミ拾い訓練など)はうけていません。つまり、目が見えないイルカが、嵐の来襲等が原因で海に浮かべた野外イケス内に侵入したゴミを誤食してしまうおそれが高いといえそうです。しかしながら、目が見えないイルカに対し、ゴミの誤食を防ぐ訓練等は「目が見えないから不可能」と考えられます。これは、標準的な飼育環境に比較して、目が見えないイルカが事故で死亡するおそれが高い飼育環境(動物にとっては迷惑といえます。目が見えないイルカを野外イケスで飼育することは、「命を軽視した蛮行」(飼育者の自己満足)ともいえそうです。▼イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトは、「野外イケスでの飼育にはゴミが脅威」とは十分に認識せずに、自身の野外イケス(イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトが自称する「サンクチュアリ」)に、目が見えないイルカを移送している虞があります。目が見えないイルカが誤食で死亡した場合、最大の過失は、「目が見えないイルカと知りながら、野外イケスでの飼育を選んだイルカ狂団体「ドルフィンプロジェクト」の方針にある」といえます。イルカ狂団体「ドルフィンプロジェクト」は、事故が起きる前に速やかに、目が見えないイルカの野外イケスでの飼育を取り止め、誤食に対し安全が確保される室内水槽の飼育(目が見えないイルカに対し最善の飼育)に切り替えるべきです。また、インドネシア地元政府は、世界をまたにかけたイルカ狂団体「ドルフィンプロジェクト」の「上から目線の」指導と要望に対し協力させられただけですので、何ら落ち度はありません。全ての責任は、イルカ狂団体「ドルフィンプロジェクト」(創設者リチャード・オバリー)にあります。▼目が見えないイルカの飼育を取りやめる際には、目が見えるイルカが1頭だけ取り残されてしまわないよう配慮すべきなのは当然です。1頭だけの飼育が長期化すれば、孤独なので、虐待飼育の疑いが生じます。場合によっては、目が見えるイルカ1頭も外部施設へ移送して飼育しなければならないでしょう。団体が自称するサンクチュアリ(野外イケスのこと)に動物が一頭もいなくなっても、それは「ヘンな夢を見た団体の落ち度でしかない」ので仕方がないでしょう。急にイルカ狂団体ドルフィンプロジェクトの野外イケスに動物がいなくなってしまうと、その野外イケスの建設や維持のために集めた寄付金が宙に浮きそう(寄付金詐欺?)ですが、寄付金は2頭のイルカを受け入れる飼育施設への準備金や飼養費とすれば問題は少ないでしょう。最大の問題点は、慎重かつ最善の方法を選択しなかったイルカ狂団体「ドルフィンプロジェクト」の愚かさにあります。

(ここまでが改訂2版20191110版の重要な加筆ポイントです)

(以下は改訂3版20191112版の重要な加筆ポイントです)

⑧-②西バリ国立公園の著名なダイビングスポットではダイバーが海ゴミ拾い。野外イケスはそこから離れていません。

ダイバーによるゴミ拾いは、知られたダイビングスポット「Menjangan 島」で行われましたが、僅か数キロ離れた「Minpi resort」付近の海が、イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトの野外イケスの設置場所と推定しています。*9

上記の事情から、現地ではゴミ訓練が重要となるでしょう。
ところが、飼育動物は「目が見えないと団体が紹介するイルカ」であります。
目が見えなければ、ゴミを識別する訓練ができないので、最良の飼育とはいえません。
目が見えないイルカへの「最良の飼育」は、善良な動物園/水族館の室内水槽(ゴミ誤食への懸念が殆ど無い)となります。事故が起き動物が死ぬ前に対処してほしいものです。

 

(以下は基礎資料)

観光案内にさえもはっきりと映るバリの海ゴミ

https://web.archive.org/web/20191111212717/https://www.balitravelhub.com/wp-content/uploads/2017/12/West-Bali-National-Park-03.jpg

 

以下は、ゴミ拾いを伝える報道や写真など。

https://web.archive.org/web/20191111210126/https://searovers.net/wpsr/wp-content/uploads/2017/05/Menjangan-Island-Clean-Up-1.jpg

https://web.archive.org/web/20191111210301/https://searovers.net/wpsr/wp-content/uploads/2017/05/Menjangan-Island-Clean-Up-2.jpg

archive.ph

web.archive.org

web.archive.org

(ここまでが改訂3版20191112版の重要な加筆ポイントです)

 

結論は、「サイテーな飼育」と疑うことができます

イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトは、イケス飼育に人手が必要なのにボランティアを受け入れないことから、
すこし怪しいとは思いましたが、飼育の実態が漏れないように情報を調整したいのでしょう。

イケスが1つしか無い「貧乏」飼育で、
頭数が2頭と少なく、かつ刺激が少ない「悪質」飼育で、
異物を軽視、投薬を軽視、生きた魚を重視する虞がある「虐待」飼育の疑いがあります。

イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトのイケス飼育は、
善良な業者の飼育と比較して、選択できる技術に制約が生じる虞があり、レベルが低くなりがちとみられ、
為に、質が低い民間業者に働き掛け、飼育をやめさせたところまでは救済といっても構わないが、イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトが行うイケス飼育は現状では質が低いと予想され、群れに対してもっと良い環境を選べたはずであり、どちらかといえば飼い主の自己満足であって個体への迷惑でしかなく、サンクチュアリ(動物保護区)とはいえない疑いがあります。

結論として、イルカ狂団体ドルフィンプロジェクトの野外イケス飼育は、標準的な飼育に比較して、「劣悪」ではないかと疑っています。標準的な水族館のほうが良いとさえいえそうです。

 

編集後記)ドルフィンプロジェクトの入国拒否は可能か? できます!!

過去の反捕鯨活動家の入国拒否を検証すると、特殊なケースがあります。

「漁師の立ちション*10を撮影しインターネット上に公表」したバカな撮影者(一匹狼の動物活動家:本格的な撮影機材を持ち歩く人物)の例です。

これを法的に整理すると、立ちションは男性によくありますが、法では立ちションは軽犯罪法違反ですので、撮影者に犯罪の告発とも言いくるめられそうですが、ところがところが、撮影者は、漁業者にストーカーのように執着して被写体にし続ける人物であり、また、撮影者には漁業者に対し憎悪感情がみられ、その人物の公表物はもっぱら漁業者に対し罵詈雑言を浴びせる目的とみなせますし、また、そもそも、論争に終止符を打つための活動ではなく、逆に、両者の敵対感情をいたずらに煽り、場合によっては対立がエスカレートし収拾がつかなくなる虞すらあり、これは日本国の利益に反するのは明白で、結果として入管法に違反します。
実際に、入国管理局(法務省法務大臣)がそう考えたのかはつまびらかではないのですが、この人物は「立ちションを撮影し公表した過去」があるので、入国手続きの際に強制退去処分(おそらく入国拒否5年の入国禁止処分)となってます。

この手法は団体ドルフィンプロジェクト(過去にドルフィンプロジェクトとして活動した外国人渡航者らやこれから来る新人も)に適用できると考えています。

悪質な組織の退場により、捕鯨論争の一つの分野であるイルカ漁論争は鎮静化するかもしれません。この国益は大きいでしょう。

 

関連のリンク

irukanigohan.hatenablog.com

irukanigohan.hatenablog.com

 

*1:https://mapcarta.com/26454700

*2:https://archive.ph/K9OPa

*3:小学校のプールより小さいです。

*4:そのイルカ種の歯の本数の1割程度の残存数

*5:海水温も安定し、遊び相手もたくさん訪れる場所

*6:養殖魚の種類がイルカの餌に適しているかは調べませんw

*7:養殖魚は消費者に商品価値がでるように美味しい状態に工夫する可能性があるため

*8:現地の法律において、どのような状態が動物虐待とされているかは調べていませんけれども、「最低限の飼育の心得」から外れた飼育の場合は、一般的に「動物虐待」と指摘できます。

*9:https://web.archive.org/web/20140403143919/https://wikitravel.org/en/File:Bali-West-Bali-National-Park-Map.png

*10:漁業者が陸上での作業中、トイレがそばに無いので立ちションしたもの